
朝礼が形だけになる医院
「今日もよろしくお願いします」で終わっていませんか。
朝礼を続けている医院は多いのですが、やっているうちに形だけになっていきます。原因は内容ではなく、朝礼で何を揃えるかが決まっていないことです。
朝礼は「伝える場」ではない
多くの医院の朝礼は、院長が伝える時間になっています。連絡事項、注意、今月の目標。
伝えるだけなら、紙でも画面でもできます。全員が立って集まる時間を使うのは、もったいない。
朝礼にしかできないのは、その日の段取りを揃えることです。今日このあと起きることを、全員が同じ絵で持つ。これだけで1日の動きが変わります。
見るのは、今日の予約表
具体的には、今日の予約表を全員で見ます。
長くかかりそうな患者さんはどなたか。初めて来られる方は何人か。準備が重なるところはどこか。手が空く時間はいつか。
ここを3分だけ共有すると、その日の「すみません、お願いします」が減ります。朝礼の効き目は、昼にいちばん出ます。
進める人を回す
院長だけが話す朝礼は、聞く人の頭が止まります。
当番を決めて、持ち回りで進めてもらう。進める人は、前の日に予約表を見てきます。この「見てくる」が、いちばんの育ちになります。
慣れていないうちは言葉に詰まりますが、そこは待ちます。院長が引き取ってしまうと、次から誰もやりません。
長い朝礼は、続かない
5分で終わる朝礼は続きます。15分かかる朝礼は、そのうちやらなくなります。
伝えたいことが増えたら、朝礼を伸ばすのではなく、別の場をつくります。方針の話や振り返りは、月に一度まとまった時間を取るほうが届きます。
毎日やるものは短く。たまにやるものは深く。この分け方が、続けるこつです。
この記事のまとめ
- 朝礼は伝える場ではなく、その日の段取りを揃える場
- 今日の予約表を3分だけ全員で見る
- 進める人を持ち回りにする。前日に見てくることが育ちになる
- 5分で終われば続く。15分かかると続かない
- 方針や振り返りは、別の場に分ける
