
予約の取り方で、1日の疲れが変わる
同じ人数を診ても、疲れる日と疲れない日があります。
来院数は同じなのに、終わったときの疲れがまるで違う。これは体力の問題ではなく、その日の予約の並び方の問題であることが多いのです。
疲れるのは、切り替えの回数
処置そのものより、頭の切り替えが人を疲れさせます。
抜歯の次に小児、その次に型取り、そのあと説明。1人ごとに段取りも道具も変わると、同じ時間でも消耗が大きくなります。
似た処置を近くに置くだけで、準備が減り、迷いが減り、終わりが早くなります。
枠の長さを3つに決める
すべての処置を同じ30分枠で取っていると、必ずどこかで押します。
短い枠・ふつうの枠・長い枠の3つに分け、処置ごとにどれを使うか決めます。細かく分けすぎると受付が迷うので、3つがちょうどよい。
押す原因の多くは、長い処置を短い枠に入れていることです。1週間記録すれば、どの処置の枠が足りていないか、すぐ分かります。
午前の最後と、午後の最初
1日のうち、いちばん崩れやすいのは午前の最後と、午後の最初です。
午前の最後に長い処置を入れると、昼休みが削られます。削られた分は、午後に効いてきます。
ここを短い枠か、余白にしておくだけで、1日の終わり方が変わります。
空いた時間を、先に決めておく
急な取り消しで枠が空いたとき、何をするかを決めていないと、その時間は消えます。
お待ちの方へ連絡する、器具を整える、記録を書く。順番を決めておけば、空いた時間が使えます。
受付の方が自分で判断してよい範囲まで決めておくと、院長に聞きに来る回数も減ります。
この記事のまとめ
- 疲れるのは処置そのものより、頭の切り替えの回数
- 似た処置を近くに置く
- 枠の長さは3つに決める。細かく分けると受付が迷う
- 午前の最後と午後の最初は、短い枠か余白に
- 空いた時間に何をするかを、先に決めておく
