
組織設計論
院長がいなくても回る医院のつくり方
組織をどう設計するか。その中心にあるのが組織図です。誰が何を決め、誰に情報が集まるのかを描き直すところから、人が動く仕組みをつくります。
開催概要
- 講座名
- 組織設計論(デンタルMBA 第1回/経営戦略と組織設計)
- 開催日
- (日)13:00〜17:30(受付 12:30〜)
- 会場
- KDX横浜ビル B1F(〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1)
- 受講形式
- 会場受講/オンライン受講
- 講師
- 萩原 直樹・中澤 裕太朗
- 受講料
- 33,000円(税込・税抜30,000円)
- 定員
- 30名
- 申込締切
- 開催日の前日まで(前日が休業日の場合は、その前の営業日まで)
1回完結の講座です。ほかの講座を受けていなくても、この回だけでお申し込みいただけます。
なぜ組織設計から入るのか
院長が現場を離れると回らなくなる医院と、院長がいなくても判断が進む医院。その差は、個人の能力ではなく構造にあります。誰が何を決めてよいのかが決まっていない組織では、すべての判断が院長に戻ってきます。
判断が集中すると院長の時間が奪われます。時間がないから仕組みをつくれず、仕組みがないからまた判断が集中する。この循環は、頑張りでは断てません。構造を変えるしかありません。この講座は、その構造を図に描くところから始めます。
組織図は飾りではなく道具です
多くの医院で、組織図は採用パンフレットのためだけに存在しています。しかし組織図とは本来、意思決定の地図です。どの判断が誰のところで止まってよいのか、どの情報が誰を経由するのか。それを一枚に落とすと、詰まっている場所が目に見えるようになります。
講義では、受講される院長にご自身の医院の組織図を描いていただきます。いまある形ではなく、1年後に回っていてほしい形です。そのうえで、いまとの差をどう埋めるかを考えます。
セカンドライン、サードラインを育てる
院長の次に判断できる層をセカンドライン、そのさらに次をサードラインと呼びます。この層が育っていない医院では、どれだけ立派な組織図を描いても機能しません。図の箱に入る人がいないからです。
そしてこの層は、思いつきの抜擢では生まれません。採用の段階でどんな人を採るか、入職後に何を経験させるか、どう評価し、どう引き止めるか。その一連がつながって初めて、次の判断者が育ちます。この講座では、採用から定着までを「人の問題」ではなく「構造の問題」として設計します。
ドクター側では、この層が副院長にあたります。副院長という肩書きだけを先に渡して、うまくいかない医院は少なくありません。診療の腕が立つことと、人を動かせることは別だからです。何を任せ、何は院長が握り続けるのか。数字のどこまでを見せるのか。判断が割れたときはどちらが決めるのか。この講座では、その線の引き方を具体的に扱います。
会議は、決める場所を決めることから
会議が報告会で終わってしまうのは、その場に決定権がないからです。決める場所が決まっていない会議は、必ず報告会になります。
何を決める場なのか、誰が出るのか、決まったことを誰がいつまでに実行するのか。会議体の設計は、組織図とセットで初めて意味を持ちます。
主な科目
- 理念と経営方針の言語化
- 組織図の描き直しと権限・意思決定ラインの設計
- セカンドライン・サードラインの育て方
- 副院長の育て方と、院長との役割の分け方
- 採用・育成・定着を支える仕組みの設計
- 情報共有の流れと会議体の設計
- 院長のリーダーシップと時間配分
※上記は主な科目です。講義の組み立ては一部変更となる場合があります。
こんな院長に
- 自分が抜けると医院が止まると感じている
- 院長の次に判断できる人が育っていない
- 勤務医に副院長を任せたいが、何を渡せばよいか分からない
- スタッフから細かい確認が絶えず入ってくる
- 会議が報告会で終わっている
- 分院展開を考えているが体制に不安がある
この日、持ち帰るもの
講義を聞いて終わりにはしません。手を動かして書き出したものを、そのまま医院に持ち帰っていただきます。
1年後に回っていてほしい形で描き直した、自院の組織図
院長の判断から外してよい業務と、外せない業務の切り分け
次に育てる人と、その人に渡す最初の仕事
当日お使いいただく資料の見本
講義はスライドを見て終わりではありません。手を動かして書き出したものを持ち帰っていただきます。下は当日お配りするワークシートの一部です。
いまの形ではなく、1年後に回っていてほしい形で組織図を描きます。記入例では、空欄のまま残った3つの箱がこの1年で育てる場所になります。その箱に渡す判断と、院長に上げる判断を分けて書き出すところまで進めます。
見本のため記入例が入っています。当日は白紙の用紙をお配りします。講義の組み立ての進行に合わせて、資料は一部変更となる場合があります。
この講座に関連するコラム
講座で扱う論点のうち、いくつかは記事でも読んでいただけます。受講前の予習にも、受講後の復習にもお使いください。
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組織設計論(2027年1月31日)へのお申し込みです。送信後すぐに、受付内容の控えをメールでお送りします。
お申し込みにあたって
- お支払い
- 銀行振込。お申し込み後にお振込先をご案内します。所定の支払期日までにお支払いをお願い申し上げます。
- キャンセル
- 開催日の8日以上前のお申し出は受講料の全額をご返金します。開催日の7日前から前日までのお申し出は受講料の50%をご返金します。開催日当日以降はご返金いたしかねます。
- 修了について
- 本課程は経営学修士(MBA)の学位を授与するものではありません。修了者には本課程の修了証を発行します。
- お問い合わせ
- TEL 045-440-0312(受付時間 09:00 〜 18:00(平日))
この講座についてのご質問
スタッフを連れて参加できますか?
受講対象は院長です。ただし、持ち帰った組織図をスタッフと共有していただくことを前提に設計しています。
開業前でも受けられますか?
受講いただけます。開業時の体制を先に設計しておくと、あとから直す手間が要りません。
1講座だけの受講でも意味はありますか?
あります。3講座はそれぞれ1回で完結する構成です。いま自院で起きている課題にもっとも近い回からお選びいただけます。
どの講座から始めるか迷ったら
経営診断シートで自院の現在地を整理すると、いまどこから学ぶべきかが見えてきます。やりたいことが1つ決まっているなら、そのままご相談いただいても構いません。
