
選べる3講座
院長が学ぶ、3つの経営テーマ。
デンタルMBAでは、歯科医院経営に必要な3つのテーマを、それぞれ一つの講座として体系的に学びます。
全3講座はひとつの体系として設計されていますが、シリーズ受講の義務はありません。いま自院に最も必要なテーマを、1講座からお選びいただけます。
3講座のつながり
3つの講座は、それぞれ独立して受講できますが、互いに関係しています。
マーケティング論で「どの患者に、何を理由に選ばれるのか」が定まると、必要な診療体制が決まります。診療体制が決まると、どんな人材が何人必要かが決まり、それが人材マネジメント論の入口になります。人が増えれば権限と情報の設計が必要になり、組織設計論につながります。そして組織が回り始めると、次の投資判断のためにまたマーケティング論に戻ってきます。
この循環のどこから入っても構いません。ただ、いま自院で詰まっている場所から始めるのが、いちばん手応えのある入口です。
院長がいなくても回る医院のつくり方
COURSE 01組織設計論
組織をどう設計するか。その中心にあるのが組織図です。誰が何を決め、誰に情報が集まるのかを図に描き直すところから、人が動く仕組みをつくります。
院長が現場を離れると回らなくなる医院と、院長がいなくても判断が進む医院。その差は、個人の能力ではなく構造にあります。誰が何を決めてよいのかが決まっていない組織では、すべての判断が院長に戻ってきます。判断が集中すると院長の時間が奪われ、時間がないから仕組みをつくれず、仕組みがないからまた判断が集中する。この循環を断つところから始めます。
鍵になるのがセカンドライン、サードラインです。院長の次に判断できる層、そのさらに次の層が育っていない医院では、どれだけ組織図を描いても機能しません。そしてその層は、採用・育成・定着の設計がつながって初めて生まれます。この講座では、採用から定着までを「人の問題」ではなく「構造の問題」として設計します。ドクター側でこの層にあたるのが副院長です。肩書きを渡すだけでは動かないので、何を任せ何を握り続けるのか、その線の引き方も扱います。会議体の設計もここに含まれます。報告会で終わる会議は、決める場所が決まっていないだけだからです。
主な科目
- 理念と経営方針の言語化
- 組織図の描き直しと権限・意思決定ラインの設計
- セカンドライン・サードラインの育て方
- 副院長の育て方と、院長との役割の分け方
- 採用・育成・定着を支える仕組みの設計
- 情報共有の流れと会議体の設計
- 院長のリーダーシップと時間配分
こんな院長に
- 自分が抜けると医院が止まると感じている
- 院長の次に判断できる人が育っていない
- 勤務医に副院長を任せたいが、何を渡せばよいか分からない
- スタッフから細かい確認が絶えず入ってくる
- 会議が報告会で終わっている
- 分院展開を考えているが体制に不安がある
現場で育ったマネージャーが話す
COURSE 02人材マネジメント論
この回には、いま実際にマネージャーとして働いている人が登壇します。どう任され、何に迷い、どう乗り越えてきたのか。自身の言葉で話してもらいます。
「任せられる人がいない」という悩みは、多くの場合、任せ方が見えていないところから生まれます。マネージャーは役職を与えた日に生まれるわけではありません。どんな仕事を、どの順番で経験し、どこで院長から離れたのか。その過程には型があります。ところが院長の側からは、その過程が見えにくい。育った本人しか知らないからです。
この講座では、制度や理論の前に、その実体験を聞きます。マネージャーの一日、判断に迷ったときの拠りどころ、院長との距離の取り方。任される側から見た景色が分かると、自院のマネージャー候補に何をどう渡せばよいかが見えてきます。組織の構造そのものは組織設計論で扱いますので、この回は「人がどう育つか」に絞って進めます。
主な科目
- 現役マネージャーが語る、育ってきた過程
- マネージャーの一日と、判断の拠りどころ
- 院長とマネージャーの役割分担
- 副院長(ドクター側)とマネージャー(スタッフ側)の育て方の違い
- 任される側から見た権限委譲
- 評価と面談を現場でどう回しているか
- 自院のマネージャー候補をどう見立てるか
こんな院長に
- 任せたいが、任せられる人が見当たらない
- 主任やチーフが名ばかりになっている
- 幹部候補に何をどう経験させるか迷っている
- 自分とスタッフの間に立つ人がほしい
選ばれる医院の条件
COURSE 03マーケティング論
どんな患者さんに来てほしいのか。そして、なぜ自院が選ばれるのか。この2つを言葉にするところから始めます。
集患の相談は、たいてい「何の媒体に出すか」から始まります。しかし媒体は手段です。来てほしい患者像が定まっていないまま出稿すると、来院はしても続かない患者が増え、現場の負担だけが重くなります。まず決めるべきは、誰に選ばれたいのかです。
そのうえで、なぜ自院が選ばれるのかを確かめます。立地なのか、診療内容なのか、待ち時間なのか、スタッフの対応なのか。院長が思っている理由と、患者が挙げる理由は、しばしば食い違います。診療圏の人口動態と競合の配置を地図の上で押さえ、自院の立ち位置を決める。そこまで進めば、どの媒体にいくら使うかは自然に決まります。
主な科目
- 診療圏分析と人口動態の読み方
- 来てほしい患者像の決め方
- 選ばれている理由の確かめ方
- 自院の立ち位置の決め方
- 患者接点の棚卸しと集患経路の整理
- ウェブ・広告・口コミの役割分担
こんな院長に
- 来てほしい患者と、実際の患者がずれている
- 自院の強みを言葉にできない
- 広告費の妥当な水準が分からない
- 近隣に競合ができて患者数が動いた
どの講座から始めるか
迷われる場合は、いま自院で最も時間を奪われていること、あるいは最も気がかりなことを起点にお考えください。目安を挙げます。
- 院長に判断が集中している組織設計論
- スタッフが定着しない・育たない人材マネジメント論
- 患者数や自費率が伸び悩んでいるマーケティング論
- 分院展開を考えている組織設計論→マーケティング論
- 開業前・開業直後マーケティング論→人材マネジメント論
経営診断シートで現状を整理すると、この判断がより確かになります。経営診断シートを受け取る
全12講座のロードマップ
デンタルMBAは、歯科医院の経営に必要な領域を12の講座に分けて組み立てています。2027年は第一課程の3講座を開催します。第二課程以降は順次ご案内します。受講の順番に決まりはありません。いま必要な講座から、1講座ずつお選びいただけます。
第一課程 医院の土台をつくる
2027年 開催第二課程 数字と仕組みで動かす
準備中COURSE IV
経営戦略論
三年後にどこへ立つのかを決める。現在地の測り方と、打ち手を選ぶ順番。
COMING SOON
COURSE V
財務会計論
決算書を自分で読む。人件費率、労働分配率、損益分岐点、ユニット一台あたりの売上。
COMING SOON
COURSE VI
業務設計論
一日の流れを設計する。アポイントの組み方、キャンセルの減らし方、動線と器材の置き方。
COMING SOON
第三課程 人が育つ医院にする
準備中COURSE VII
人事評価論
評価表を自院でつくる。等級の分け方、手当の決め方、賞与の根拠の示し方。
COMING SOON
COURSE VIII
採用・育成論
人が集まる医院にする。求人原稿、見学の受け入れ方、入職一か月の設計。
COMING SOON
COURSE IX
リーダーシップ論
任せられる人を育てる。副院長とマネージャーの役割、会議の回し方、伝え方。
COMING SOON
第四課程 次の一手を打つ
準備中COURSE X
分院経営論
二院目を出す判断。増床・移転との比較、任せる院長の見つけ方、数字の見方。
COMING SOON
COURSE XI
事業承継論
引き渡しを設計する。医療法人の使い方、資産の移し方、後継者の育て方。
COMING SOON
COURSE XII
経営者論
院長という仕事そのものを考える。時間の使い方、意思決定の型、経営者としてのあり方。
COMING SOON
第二課程以降の開催時期・受講料は決まり次第ご案内します。案内をご希望の方はLINE公式アカウントでお受け取りいただけます。
受講料と開催形式
1講座(1回完結)
33,000円(税込)
税抜 30,000円
必要な講座だけを選んで受講いただけます。
書籍プレゼント
3講座まとめて
全3回
3回分をまとめてお申し込みいただけます。まとめてお申し込みの方には、書籍を1冊贈呈します。
受講特典
院長がいなくても
強い医院の経営戦略
萩原 直樹 著。講義で扱う考え方を、読み物として一冊にまとめたものです。最初にご受講いただく回の会場でお渡しします。
会場またはオンラインから、ご都合に合わせて選択できます。※上記は主な科目です。各回の講義の組み立ては一部変更となる場合があります。
学ぶ前に読んでおきたい記事
どの講座から受けるか迷われる場合は、こちらもあわせてご覧ください。
どの講座から始めるか迷ったら
経営診断シートで自院の現在地を整理すると、いまどこから学ぶべきかが見えてきます。受講前に無理なくご利用いただけます。
