
院長の時間を、1週間だけ記録してみる
何に時間を使っているか、言えますか。
忙しさの中身は、思っているものと違うことがほとんどです。1週間だけ記録を取ると、削れる時間がはっきり見えてきます。
記録は、15分きざみで
手帳でも紙でも構いません。15分ごとに、何をしていたかを一言だけ書きます。
細かく書く必要はありません。「診療」「相談対応」「発注」「書類」「移動」くらいの粗さで十分です。
1週間やると、だいたいの形が見えます。2週間やる必要はありません。
分けるのは4つ
書いたものを4つに分けます。①院長にしかできないこと。②いまは院長がしているが、渡せること。③やらなくてよいこと。④決めていないせいで起きていること。
多くの医院で、②と④を合わせると半分近くになります。
④がくせ者です。誰が決めるか決まっていないために、院長のところへ上がってくる相談。これは渡す以前に、決めごとを作れば消えます。
まず消すのは④
②を渡すには、相手の準備が要ります。けれど④は、決めるだけで今日から消えます。
「1万円まではその場で決めてよい」「予約の変更はこの範囲なら受付で判断してよい」。こうした一文を10個作るだけで、1日の相談の数が目に見えて減ります。
消えた時間は、必ず別のことで埋まります。だから、何に使うかを先に決めておきます。
診療に戻るか、外に出るか
空いた時間の使い道は、大きく2つです。診療に戻るか、医院の外のことをするか。
診療に戻れば、その日の売上が増えます。外のことをすれば、来年の医院が変わります。
どちらが正しいということはありません。ただ、決めていないと、結局また相談で埋まります。
この記事のまとめ
- 15分きざみで1週間だけ記録する
- 院長にしかできない/渡せる/やらなくてよい/決めていないせい、の4つに分ける
- まず消すのは「決めていないせい」。決めるだけで今日から消える
- 決めごとを10個作ると、相談の数が目に見えて減る
- 空いた時間の使い道を、先に決めておく
