
新しい人の、最初の1週間で決まること
辞めるかどうかは、3か月ではなく最初の週に決まっています。
入って3か月で辞めた、という話をよく聞きます。けれどよくうかがうと、本人の気持ちは最初の1週間で傾いていることがほとんどです。
初日に、居場所があるか
初日に、自分の棚、自分の名札、自分の席がある。これだけのことが、驚くほど効きます。
用意されていないと、その人は「急に決まったのかな」「歓迎されていないのかな」と感じます。はじめの感じ方は、あとから変えにくい。
前日に5分かけて用意しておく。費用はほとんどかかりません。
やることがない時間をつくらない
初日に多いのが、手が空いて立っているだけの時間です。
本人は、何をすればよいか分からず、聞くのも気が引けます。この時間が長いほど、「ここでは必要とされていない」という感じが強くなります。
覚えてもらう作業を、あらかじめ3つ用意しておきます。簡単なことで構いません。
名前を呼ぶ人が、何人いるか
1週目の終わりに、その人の名前を呼んだ人が何人いるか。これが、続くかどうかとよく重なります。
新しい人に話しかけるのは、こちらも少し気を使います。だから「今週は全員が一度は話しかける」と決めてしまうほうが早い。
用がなくても構いません。「今日はどうでしたか」の一言で足ります。
1週目の終わりに、15分
1週目の金曜に、15分だけ話す場を取ります。
聞くのは3つ。できるようになったこと。分かりにくかったこと。来週やってみたいこと。
ここで出てきた「分かりにくかったこと」は、次に人が入ったときにそのまま使えます。教え方は、新しい人が教えてくれます。
この記事のまとめ
- 初日に、棚・名札・席を用意しておく
- 手が空いて立っているだけの時間をつくらない
- 1週目は、全員が一度は話しかけると決める
- 金曜に15分、3つだけ聞く
- 分かりにくかったことは、次に人が入ったときに使える
